『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。: 古代ローマの大賢人の教え (単行本)』
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ISBN:4480847502
仕事、進路、人間関係……尽きない悩みも、みるみる氷解。
古代の賢人エピクテトスの教えをアップデートした、
現代人のための、人生哲学の書!
1900年ほど昔に奴隷の子として生まれ、やがて解放され、哲学の教師になるという、
数奇な人生を送ったエピクテトス。
その言行録『人生談義』でエピクテトスは、弟子や来訪者から寄せられた
数々の人生相談に、的確な答えを繰り出していく。
悩める現代人にも十分通用するその教えを、とことん分かりやすく解説。
不安なく前向きに生きるための知の技法がするする頭に入る、類例のない一冊!
《エピクテトスの考え方を試してみると、煩わされなくてもよい悩みを結構解消できるのです。
いま抱えている悩みの全体が10だとしたら、そのうち何割かは軽くなるかもしれません。
特に処世を得意とするわけではない(むしろとっても不得意な)著者たちが、
なんとかかんとか正気を保ってやってこれたのは、大袈裟でなしにエピクテトス先生のおかげだったりします。》
――「はじめに」より
◎エピクテトスとは?
紀元1~2世紀、ローマ帝政時代のローマやギリシアで活動した哲学者。
皇帝ネロの重臣の奴隷だったが、やがて解放されて哲学の教師に。
エピクテトスの発言を弟子たちが書きとめて出来上がったのが、『人生談義』。
ローマ皇帝マルクス・アウレリウスをはじめ、パスカル、夏目漱石らも愛読したという。
【目 次】
はじめに
プロローグ 人生の教師エピクテトス――元祖・自己啓発哲学者
パスカル、漱石をとりこにした古代の賢人/どんな自己啓発書にも負けない賢人の知恵
第1章 悩みのカタログ『人生談義』の世界――「なんで私が打ち首に? 」
書かなかった人/スティーヴン・セガールばりの切れ味/理不尽で物騒な時代/エピクテトス先生の真意は?
第2章 エピクテトス哲学の根本原理――権内と権外の区別
もっとも根本的で忘れてはならないこと/白旗を掲げるその前に/
「権内にあるもの」と「権外にあるもの」を見極めよ/人間にとって一番、幸福な状態とは/
「打てないボールは、打たなくていい」
コラム1 古代ギリシア・ローマの哲学者たち
第3章 降臨! エピクテトス先生。上司にムカつく30代男性の相談に答える!
「それはそうと、相談があるとか……」/上司の役割と部下の役割/ 「上司が年上の男ならよかったのか? 」/
権内の範囲でベストを尽くせ!/「理性」という能力
第4章 理性を働かせよ! ――理性的能力のユーザーズガイド
「自分自身を考察するもの」とは?/ 「理性的能力」の登場/デュナミス・ロギケー=理性/ 「理性はできる子」/
「心像」とは?/もし自分の体が自由自在なら……/ポスト・トゥルース時代の心像/心像と戦え!?
コラム2 古代ギリシアの幸福論
第5章 哲学の訓練――幸福を呼ぶトレーニング
心像との戦い=哲学の訓練/エピクテトス流ブートキャンプ?/捨てるのではなく、コントロールせよ/
「操欲主義」のススメ/練習、練習、練習あるのみ/激情をクールダウン/ひとつの基準、たくさんの練習/
ニーバー先生とフランクル先生
第6章 再降臨! エピクテトス先生。見えない未来をどう選んだらいいですか?
進路をいかに決めるか/やりたいことが分からない/何事も突如生じたりしない/権内にあるもの/
自分の性分も忘れずに
コラム3 エピクテトスに私淑した先輩たち
第7章 ストア哲学の世界――論理学、自然学、倫理学
ストア学徒エピクテトス/柱廊の哲学/ゼノンの最期/ 「自然と一致して生きる」とは?/
理性と徳/ストア入店!?/ストア哲学の体系/バンドやろうぜ!?/論理学=理性×言葉/
自然と一致する論理学/自然学=神学/自然の原理/神は万物に宿る/倫理学=果実/衝動から出発する/
徳は学べる!/ストア哲学のアップデート?
第8章 エピクテトス先生をアップデートする
これまでのおさらい/古代ローマから現代日本へ/アップデートの要点/帝政ローマと現代日本/
巨人の肩の上に乗る/なにをなすべきか/あらためて相談を考える/自分はどこにいるのか/権内を拡張するために
コラム4 より深く学ぶためのブックガイド
エピローグ 真実も幸福も――エピクテトスの徒として生きる